【Python】初心者でも簡単!RPG風テキストゲームで学ぶ条件分岐を解説 | コピペで気軽にチャレンジ!

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Python
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Pythonを使って簡単なRPG風テキストゲームを作りながら、プログラミングの基本概念である「条件分岐」について学んでいきましょう。このチュートリアルは、プログラミング初心者の方でも理解しやすいように、ステップバイステップで解説していきます。

プログラミングを学ぶ上で、「条件分岐」は非常に重要な概念です。条件分岐を使うことで、プログラムに「選択肢」を持たせることができ、ユーザーの入力や特定の条件に応じて異なる動作をさせることができます。

今回作成するRPG風テキストゲームでは、プレイヤーが選択を行い、その選択に応じてストーリーが変化していきます。これを通じて、条件分岐の使い方を実践的に学んでいきましょう。

この記事から学べること
  • 条件分岐
  • ループ
  • ユーザー入力
  • 関数
  • 文字列操作
  • シンプルなエラーハンドリング
  • 基本的なゲーム設計
  • 論理的思考

Pythonの学習をより深めたい方へ:「【2024年最新版】Python講座で学べるプログラミングスクール10選を徹底比較」では、Python講座を提供する優秀スクールの比較と選び方をご紹介しています。自分に合ったスクールを見つけたい方は、ぜひチェックしてください。

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Python RPG風テキストゲームの概要

今回作成するゲームは、「魔法の森への冒険」と題した簡単なテキストアドベンチャーゲームです。プレイヤーは魔法の森の入り口に立ち、3つの道のうちどれを選ぶかを決めます。選んだ道によって異なる展開が待っており、さらにその後の選択によってゲームの結末が変わります。

RPG風テキストゲーム完成イメージ

はじめに確認すること

Pythonがインストールされていることを確認してください。インストールされていない場合は、公式サイト(https://www.python.org/)からダウンロードしてインストールしてください。

次に、好きなテキストエディタやIDE(統合開発環境)を用意します。初心者の方には、IDLE(Pythonに付属)やVSCodeこちらから:htts://code.visualstudio.com/(無料でダウンロード可能)がおすすめです。

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Python RPG風テキストゲームコードの全体像

まずは、ゲームの全体のコードを見てみましょう。その後、各部分の詳細な説明に進みます。

def adventure_game():
    print("魔法の森への冒険")
    print("あなたは魔法の森の入り口に立っています。")

    while True:
        choice = input("どうしますか? (1: 左の道, 2: 右の道, 3: 真ん中の道): ")

        if choice == '1':
            print("左の道を選びました。古い橋があります。")
            bridge_choice = input("橋を渡りますか? (y/n): ")
            if bridge_choice.lower() == 'y':
                print("橋を渡り、無事に宝物を見つけました!ゲームクリア!")
            else:
                print("引き返しました。最初からやり直しです。")
            break
        elif choice == '2':
            print("右の道を選びました。大きな木があります。")
            tree_choice = input("木に登りますか? (y/n): ")
            if tree_choice.lower() == 'y':
                print("木の上から全体が見渡せました。新しい道を発見!ゲームクリア!")
            else:
                print("そのまま進みましたが、行き止まりでした。最初からやり直しです。")
            break
        elif choice == '3':
            print("真ん中の道を選びました。不思議な生き物に出会いました。")
            creature_choice = input("生き物に話しかけますか? (y/n): ")
            if creature_choice.lower() == 'y':
                print("生き物があなたを魔法の世界へ導きました!ゲームクリア!")
            else:
                print("生き物を無視して進みましたが、迷子になりました。最初からやり直しです。")
            break
        else:
            print("1, 2, 3 のいずれかを選んでください。")

adventure_game()

ゲームの遊び方

ゲームの遊び方
  • STEP1
    ゲームが始まると、あなたは魔法の森の入り口に立っています。
  • STEP2
    3つの道のうち1つを選ぶように求められます
    1. 1: 左の道
    2. 2: 右の道
    3. 3: 真ん中の道
  • STEP3
    1、2、3のいずれかの数字を入力して、進む道を選択します。
  • STEP4
    選んだ道に応じて、新たな状況が示されます。例えば:
    • ・左の道を選ぶと古い橋に出会います
    • ・右の道を選ぶと大きな木があります
    • ・真ん中の道を選ぶと不思議な生き物に出会います
  • STEP5
    それぞれの状況で、さらに選択を求められます(例:橋を渡るか、木に登るか、生き物に話しかけるか)
    • この選択には「y」(はい)または「n」(いいえ)で答えます。
  • STEP6
    最後の選択によって、ゲームの結末が決まります
    • 成功してゲームクリアになるか
    • 失敗して最初からやり直しになるか
  • STEP7
    ゲームは1回の冒険で終了します。もう一度プレイしたい場合は、プログラムを再度実行する必要があります。

プログラムは文字が多く複雑に見えますが、

基本は簡単なので順を追って解説しますね

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Python RPG風テキストゲームコードの詳細説明

それでは、このコードを細かく見ていきましょう。

1. 関数の定義

def adventure_game():

この行でadventure_gameという関数を定義しています。関数とは、特定の処理をまとめたものです。この関数の中に、ゲームの全ての処理が含まれています。

2. ゲームの導入

print("魔法の森への冒険")
print("あなたは魔法の森の入り口に立っています。")

これらのprint文は、ゲームの導入部分です。プレイヤーに状況を説明しています。

3. メインのゲームループ

while True:

このwhileループは、プレイヤーが有効な選択をするまで続きます。Trueは常に真なので、このループは明示的にbreakされるまで続きます

4. プレイヤーの選択

choice = input("どうしますか? (1: 左の道, 2: 右の道, 3: 真ん中の道): ")

input関数を使って、プレイヤーからの入力を受け取ります。この入力はchoice変数に格納されます。

5. 条件分岐

if choice == '1':
    # 左の道の処理
elif choice == '2':
    # 右の道の処理
elif choice == '3':
    # 真ん中の道の処理
else:
    # 無効な選択の処理

ここが今回の主役、条件分岐です。プレイヤーの選択(choice)に応じて、異なる処理が実行されます。

  • if:最初の条件。ここでは「選択が’1’の場合」を表しています。
  • elif:「else if」の略で、前の条件が偽で、かつこの条件が真の場合に実行されます。
  • else:どの条件にも当てはまらない場合に実行されます。

6. ネストされた条件分岐

各道の中でさらに選択肢があります。例えば:

if bridge_choice.lower() == 'y':
    print("橋を渡り、無事に宝物を見つけました!ゲームクリア!")
else:
    print("引き返しました。最初からやり直しです。")

これは条件分岐の中にさらに条件分岐がある「ネストされた条件分岐」です。プレイヤーの2回目の選択に応じて、異なる結果が表示されます。

7. ループの終了

break

各選択肢の最後にあるbreak文は、whileループを終了させます。これにより、1回の冒険が終わるとゲームが終了します。

8. 関数の呼び出し

adventure_game()

最後にこの行でadventure_game関数を呼び出し、ゲームを開始します。

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Python RPG風テキストゲームの拡張アイデア

このゲームは非常にシンプルですが、以下のようなアイデアで拡張することができます:

  1. 複数のエンディング: 現在は各選択肢に2つの結末がありますが、これをさらに増やすことができます。
  2. アイテムシステム: プレイヤーがアイテムを拾えるようにし、そのアイテムによって選択肢が増えるようにします。
  3. 体力システム: プレイヤーに体力を設定し、選択によって体力が減少するようにします。体力が0になるとゲームオーバーです。
  4. ランダム要素: randomモジュールを使用して、毎回異なる展開になるようにします。

条件分岐を学んできてさらに深めて学習をし、ゲームの拡張をやってみたい方はプログラミングスクールで学習できます。こちらの記事ではPythonの講座を集めたスクールをご紹介しています「【2024年最新版】Python講座で学べるプログラミングスクール10選を徹底比較」Python講座を提供する優秀スクールの比較と選び方の参考にしてください。自分に合ったスクールを見つけたい方は、ぜひチェックしてください。

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【Python】初心者でも簡単!RPG風テキストゲームで学ぶ条件分岐を解説 | コピペで気軽にチャレンジ! まとめ

このシンプルなRPG風テキストゲームを通じて、以下のような基本的なプログラミングスキルと概念を学ぶことができます:

学んできたこと
  1. 条件分岐: if, elif, else文の使い方
    • ユーザーの選択に応じて異なる結果を表示する
  2. ループ: whileループの基本
    • ゲームを続けるか終了するかの制御
  3. ユーザー入力: input()関数の使用
    • プレイヤーの選択を受け取る
  4. 関数: 関数の定義と呼び出し
    • コードを整理し、再利用可能にする
  5. 文字列操作: テキストの表示と処理
    • ストーリーやメッセージの表示
  6. シンプルなエラーハンドリング
    • 無効な入力への対応
  7. 基本的なゲーム設計
    • ストーリー分岐の作成
    • プレイヤーの選択が結果に影響する仕組み
  8. 論理的思考:
    • ゲームのフローを設計する
    • 問題を小さな部分に分割して解決する

この解説では、簡単なRPG風テキストゲームを通じて、Pythonの条件分岐について学びました。条件分岐を使うことで、ユーザーの入力に応じて異なる処理を行うことができ、インタラクティブなプログラムを作成することができます。

プログラミングの学習は、実際に手を動かすことが大切です。このコードをコピーして実行してみて、さらに自分なりにアレンジを加えてみてください。エラーが出ても解決していく過程は、プログラミング学習の重要な一部です。

ぜひ楽しみながらプログラミングを学んでいってください。

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