【Python入門編】基本文法を図解で楽々マスター|初心者のための効果的な暗記のコツ

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Python
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Pythonの基本文法って難しそうだな。

暗記をしなきゃならないなんて億劫。。

「プログラミング言語って難しそう…」「文法を覚えるのが苦手…」そんな不安を抱えていませんか?大丈夫です!この記事を読めば、Pythonの基本文法がイラストや図解で視覚的に理解でき、暗記できるようになります。

プログラミング初心者の皆さんに向けて、Pythonの基本文法を楽しく、そして効果的に学ぶ方法をお伝えします。

この記事でできること
  • 変数とデータ型、条件分岐、ループ、関数、リスト内包表記、辞書操作を理解できる
  • Pythonの基本文法を分かりやすく覚えることができる
  • 楽しく学べるので次のステップに進みやすくなる
  • プログラマーとしての将来を思い浮かべることができる

■本のご紹介

この本は筆者が初めてPythonを勉強するのに使用しました。

Pythonの基礎から簡単なアプリ、そして人工知能まで作れてしまう楽しい一冊です。キャラクターの楽しい会話形式が親しみがあり学習もはかどりました。

Pythonが初めての方にはおすすめです。

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Pythonの基本文法:変数とデータ型

※この記事で使用しているエディタはVisual Studio Code(ビジュアルスタジオ・コード)です。

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プログラミングの世界では、変数はデータを保存する箱のようなものです。Pythonには様々なデータ型がありますが、主要なものを図解で見てみましょう。

それぞれのデータ型について、簡単に説明しましょう:

  1. 整数 (int): 1, 2, 3, -1, -100 などの整数値を表します。
  2. 浮動小数点 (float): 3.14, 2.0, -0.5 などの小数を表します。
  3. 文字列 (str): “Hello”, ‘Python’ などの文字の並びを表します。
  4. ブール (bool): True または False の2つの値のみを持ちます。
  5. リスト (list): [1, 2, 3], [‘a’, ‘b’, ‘c’] などの複数の要素をまとめて扱います。
  6. 辞書 (dict): {‘key’: ‘value’} のようにキーと値のペアを管理します。

変数を使う際は、以下のように記述します。

# 整数
age = 25

# 浮動小数点
height = 170.5

# 文字列
name = "Python太郎"

# ブール
is_student = True

# リスト
favorites = ["プログラミング", "読書", "映画鑑賞"]

# 辞書
person = {"name": "Python太郎", "age": 25, "height": 170.5}

これらの変数は、以下のようにプログラムの中で自由に使うことができます。

print(f"{name}さんは{age}歳で、身長は{height}cmです。")
print(f"趣味は{favorites[0]}と{favorites[1]}と{favorites[2]}です。")

このコードを実行すると、次のような出力が得られます:

Python太郎さんは25歳で、身長は170.5cmです。
趣味はプログラミングと読書と映画鑑賞です。
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Pythonの基本文法:条件分岐

条件分岐は、プログラムの流れを制御する重要な要素です。Pythonでは if, elif, else を使って条件分岐を表現します。

  • if の後には条件式を書きます。条件が True の場合、その下のブロックが実行されます。
  • elif は「さもなければ、もし〜なら」という意味で、複数の条件を順番にチェックできます。
  • else はどの条件にも当てはまらなかった場合の処理を書きます。

条件分岐の基本的な構造は次のようになります:

if 条件1:
    # 条件1が真の場合の処理
elif 条件2:
    # 条件2が真の場合の処理
else:
    # どの条件も満たさない場合の処理

具体的な例を見てみましょう:

age = 20

if age < 20:
    print("未成年です。")
elif age == 20:
    print("成人式おめでとう!")
else:
    print("成人です。")

このコードを実行すると、次の出力が得られます:

成人式おめでとう!
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Pythonの基本文法:ループ

プログラミングでは、同じ処理を繰り返し行うことがよくあります。Pythonには主に for ループと while ループがあります。

for ループ

for ループは、決まった回数だけ処理を繰り返したい時に使います。

例えば、1から5までの数字を出力する場合:

for i in range(1, 6):
    print(i)

出力:

1
2
3
4
5
  • range(1, 6) は1から5までの数字を生成します(6は含まれません)。
  • for ループは、この数字を順番に i に代入しながら処理を繰り返します。

while ループ

while ループは、ある条件が True である限り処理を繰り返します。

例えば、1から5までの数字を出力する while ループは次のように書けます:

i = 1
while i <= 5:
    print(i)
    i += 1

出力:

1
2
3
4
5
  • while の後に条件式を書きます。この条件が True である限り、ループが続きます。
  • ループ内で i を増やしていくことで、Eventually条件が False になりループが終了します。

※注意:while ループを使う際は、必ず条件が最終的に False になるようにしましょう。そうしないと、無限ループに陥る可能性があります。

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Pythonの基本文法:関数

関数は、特定の処理をひとまとまりにしたものです。同じ処理を何度も書く必要がなくなり、コードの再利用性が高まります。

関数の基本的な構造は次のようになります:

def 関数名(引数1, 引数2, ...):
    # 関数の処理
    return 戻り値

具体的な例を見てみましょう:

def greet(name):
    return f"こんにちは、{name}さん!"

# 関数の呼び出し
message = greet("Python太郎")
print(message)
こんにちは、Python太郎さん!
  • def キーワードを使って関数を定義します。
  • 関数名の後の括弧 () の中に引数を書きます。
  • return で関数の戻り値を指定します。
  • 関数を使う時は、関数名の後に括弧をつけて呼び出します。

※文字列連結(+ 演算子を使用)とf-stringについて知っておきましょう。

本記事ではf-stringでコードを書いています。

しかし、どちらにもメリットデメリットがありますので踏まえて利用しましょう。

f-stringの方が覚えやすく、将来的なPythonプログラミングでより有用ですが、基礎的な理解を築いてから導入しましょう。

以下に、文字列連結(+ 演算子を使用)とf-stringについてのメリットとデメリット、利用の比較コードです。

文字列連結(+ 演算子を使用)
# 文字列連結を使用
name = "Python太郎"
message = "こんにちは、" + name + "さん!"
print(message)
こんにちはPython太郎さん!
メリットデメリット
概念が単純で、文字列を「つなげる」というイメージが直感的
・基本的な演算子(+)の使い方を学べる
複雑な文字列になると読みにくくなる
・変数が多くなると記述が煩雑になる
f-string

変数の埋め込み: f-stringを使用すると、文字列内に変数や式を直接埋め込むことができます。 {name} の部分に、name 変数の値が挿入されます。

# f-stringの導入
def greet(name):
    return f"こんにちは、{name}さん!"

# 関数の呼び出し
message = greet("Python太郎")
print(message)
こんにちは、Python太郎さん!
メリットデメリット
コードが簡潔で読みやすい
・複雑な文字列でも見やすさを維持できる
・将来的により高度な使い方(式の埋め込みなど)に発展させやすい
f の意味や使い方を追加で説明する必要がある
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Pythonの基本文法:リスト内包表記

リスト内包表記は、既存のリストから新しいリストを生成する際に使用する簡潔な方法です。

例えば、1から10までの数字のうち、偶数の2倍の値をリストにする場合:

even_doubles = [n * 2 for n in range(1, 11) if n % 2 == 0]
print(even_doubles)

出力:

[4, 8, 12, 16, 20]
  • n * 2 は各要素に対する操作(2倍にする)
  • for n in range(1, 11) は1から10までの数字を順に n に代入
  • if n % 2 == 0 は偶数のみを選択するフィルター

リスト内包表記を使うと、同じ処理を行う通常のループよりも簡潔に書くことができます。

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Pythonの基本文法:辞書操作

辞書は、キーと値のペアを管理するためのデータ構造です。Pythonでは、辞書を扱うための便利なメソッドがいくつか用意されています。

これらの操作を使った具体的な例を見てみましょう。

# 辞書の作成
person = {"名前": "Python太郎", "年齢": 30}

# 要素の追加・更新
person["職業"] = "プログラマー"
person["年齢"] = 31

# 要素の取得
name = person.get("名前", "名無し")
print(f"名前: {name}")

# 存在しないキーの取得(デフォルト値を使用)
height = person.get("身長", "不明")
print(f"身長: {height}")

# 要素の削除
del person["職業"]

# キーの存在確認
if "年齢" in person:
    print(f"年齢: {person['年齢']}")

# 全ての(key, value)ペアを取得
for key, value in person.items():
    print(f"{key}: {value}")

出力:

名前: Python太郎
身長: 不明
年齢: 31
名前: Python太郎
年齢: 31

これらの操作を使いこなすことで、辞書を効率的に操作できるようになります。

■本のご紹介

この本はプログラミングにおける必要性の価値を教えてくれる一冊です。

オンラインサービスで学習ができるサイトも多く紹介されており、子供に親しみやすいScratchもあります。やってみるとコードではなくパズルのように組み立てていくので視覚的にも分かりやすいです。

しかし子供向けだからと言っても本格的なプログラムを学ぶことができます。プログラムコードに少し苦手意識がある方はこちらの本からチャレンジしてみてください。楽しいですよ。

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Pythonの基本文法を初心者が効果的に暗記するコツ:まとめ

Pythonの基本文法を説明してきましたが、図解や例を見ながら一緒に手を動かしコードを書いてみましょう。

また以下のような手順で進めていくとより覚えるのが加速するでしょう。ぜひ試してみてください。

  1. 視覚化: この記事で示したような図解やイラストを活用し、概念を視覚的に理解する。
  2. 実践: コードを実際に書いて実行し、結果を確認する。
  3. 反復: 重要な概念は繰り返し復習する。
  4. 応用: 学んだ概念を組み合わせて、小さなプログラムを作成する。
  5. 説明: 学んだ内容を他の人に説明してみる(または、説明する想像をする)。

Pythonの基本文法は、一度に全てを覚える必要はありません。少しずつ理解を深め、実践を重ねていくことが大切です。この記事を参考に、Pythonプログラミングの世界を楽しく学習してください。

※本ページはプロモーションが含まれています。

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